着物の髪型・ヘアスタイル ’11 新日本髪の結い方
ご紹介する髪型は、日本髪の重なり合う面、櫛目の通った美しい毛流れ、フォルムの美しさを保ちながら、自分で仕上げられるようにプロセスを簡略化した新日本髪です。
本式の結い方とは異なりますが、日本髪の雰囲気を存分に楽しめるヘアスタイルです。
ヘアアレンジをするときは、三面鏡があると自分の手元が見えるのでとても便利です。
なお、撮影では着物を着用していますが、お化粧やセットは着付けの前に行ってください。
次に、後ろの真ん中部分の髪を取り分け、ゴムで結びます。
結ぶ位置は、横から見て、あごと耳の付け根を結んだ延長線上です。
この「根」は全体の支えになる部分なので、ゴムはたるみなく、しっかりと結んでください。
「つと」は、襟足の髪のことです。
襟足の髪にヘアワックスをなじませ、面を整えながらくしでまとめます。
握りこぶし程度の毛たぼを襟足の髪で包み、STEP2で結んだ「根」の髪と一緒に、まとめてゴムで結びます。
くしで面を整えたら、スプレーでキープします。
綺麗な面をつくるポイントは、細かい毛が落ちてこないようにすることです。
細かい毛は根元に多いので、ヘアワックスは根元にしっかりつけましょう。
「びん」は、両サイドの髪のことです。
サイドの髪にヘアワックスをなじませ、しっかりくしを通して面をつくり、たるませて、STEP3で結んだ髪と一緒に、まとめてゴムで結びます。もう片側も同じようにつくります。
このときたるませ具合が左右対称になっているか、合わせ鏡で確認します。
次に、たるませた「びん」の下から毛たぼを入れ、ふくらみを作ります。
びんの始まりの髪の根元の浮き上がり方が左右非対称の場合、浮いているほうにUピンを打って重みで髪を寝かせます。
くしで面と左右のバランスを整えたら、スプレーでキープします。
このとき「つと」と「びん」の間は、隙間ができないように整えてください。
年齢や顔型によって、似合う たるませ具合(ふくらみ具合)が違います。
面長な方は、サイドの「びん」を少し大きめに作るなど、バランスをとってください。
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