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FAX (075)748-1259
着物のリフォーム

着物のリフォームQ&A

お手持ちの着物をリフォーム、リフレッシュしませんか。
これを 【 リ・きもの 】 って呼んでいます。

ここでは、皆様からよくいただく着物のリフォームに関する質問にお答えします。

シミやカビ跡の付いた着物をリフォーム
柄や地の部分に 部分的に落ちないシミがある為、着られない。
このシミの所に柄をつけ加えて再生して欲しい。
元の柄に合わせてシミの所に柄を足す事も、金彩加工での補正も出来ます。
柄は好きだが、地の部分全体に古いシミやカビがあり、とても着られない。これを何とか再生したい。
地色を替え、取れないシミの所は柄を加えて再生できます。
無地の着物で、落ちないシミの為に着られない。
色は違っても無地感覚で着用したい。
色抜きをしてシミの残り具合により染め替えが可能ですし、濃い色ならほぼシミは分からなくなります。
無地の着物で、落ちないシミの為に着られない。
一層の事、小紋の着物にしたい。
無地よりシミは目立ちませんので幅広く色んな小紋を選んで染める事が出来ます。
全体にカビが発生し、そのカビがシミになって着られない。
なんとか再生したい。
無地なら色を抜いて染め替えをすれば再生出来ますし、 柄があっても地色を替えて柄部分に新たな彩色と胡粉や金彩加工で再生出来ます。
地部分のシミやカビ跡
■地の部分のみに色をかける
リフォーム例画像
柄の部分は糊伏せし、地の部分のみに色をかけました。着物の地の部分のカビ跡なら大きさを問わず対応可能。
柄にもカビ跡があれば、柄の部分の処理も必要になります。

65,000円位〜
■柄を加える
リフォーム例画像
カビの位置や大きさによって、しかも着物の持ち味を損なわずに柄足しするのは難しいもの。
写真は元の柄に色調を合わせた柄を加えて。

15,000円位〜
柄部分のシミやカビ跡
■刺繍を施す
リフォーム例画像
刺繍はミシン刺繍と手刺繍では加工賃に差があるので注意をして。

ミシン刺繍 15,000円位〜
手刺繍 40,000円位〜
■金砂子を散らす
リフォーム例画像
上は模様のカビ部分に金砂子を散らしてあります。
箔加工は金箔散らしや、小紋箔などいろいろなタイプの加工が選択できるので便利です。

20,000円位〜
■色を挿す
リフォーム例画像
柄部分のカビ跡が大きい場合や、色が変色している場合は、元の柄色と同様な色を挿すことで カビはもちろん、古臭い感じも払拭されて。

20,000円位〜
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日焼けや全体の黄バミをリフォーム
日焼けなどで変色してしまっているけれど、元の様に綺麗にして欲しい。
部分的には、はき合わせといって補正は可能ですが、 ひどい場合は地色の染め直しをしたり、不充分なら小紋を入れたり吹雪加工を施したりして可能です。
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お直し
寸法を変えて仕立てたら、柄が合わなくなったり、柄が飛んでしまった。なんとか直して着用したい。
柄を足したり、地色を補正したり、場合により刺繍や金彩加工で直す事が出来ます。
刺繍が傷んだり、金銀の箔が剥げてしまった。
新品の様に綺麗に直して欲しい。
ほぼ100%直す事が出来ます。
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古い着物をイメージチェンジ
今ある着物を利用して別の着物を創りたい。
色を抜き、加工を落とし、見本帳から選んで別の着物に仕上げます。

リフォーム前画像 リフォーム後画像
フォーマル感漂う訪問着ですが、派手に感じるようになると着る機会が減ってくるのでは。 淡めの色ですが、一度元の色をできる限り抜いて、白生地に近い状態にします。
 
元が左の訪問着だとは想像もつかないのでは。 色抜きして残った色が染め替えた地に浮いてこないように、基本的には濃いめの色をかけます。 蒔糊風の地模様もしゃれた感じ。

70,000円位〜
柄が好きで何度も着用している。
この柄を生かして違った感覚の着物にしてみたい。
柄を生かして地色を替えれば違った感覚の着物になりますし、柄のなかった無地場にも柄を入れたりすれば、 更に違った雰囲気の着物になります。

リフォーム例画像リフォーム例画像リフォーム例画像リフォーム例画像
柄は気に入っているものの色が好きでない。
地色や柄の彩色を好きな色に変えたい。
地色を替える事も、柄の彩色も自由に出来ます。
派手になって着られないので地味にしてほしい。
柄の彩色も地色も地味に出来ます。
子供に譲りたいが、地味なので派手にして欲しい。
地味な小柄を派手な大柄と云った加工は出来ないので、全部が可能ではありませんが、 程度により工夫して出来ます。
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加工不能な物と、費用について
上記の様にほとんどの場合は再生が可能ですが、一点だけ加工不能な物があります。 それは、生地が極端に弱っていて、すぐに破れてしまう物は残念ながら加工出来ません。

その他に留意して置く点としては、着物は解いて洗いをした上での加工ですから、加工後は必ず仕立が必要です。 胴裏を新しくすれば生地代が必要ですし、八掛を再生した表に合わして染め替えれば、その染代も必要となります。

こうした 【 リ・きもの 】 は、一定価格で加工出来る物ではありません。
着物の種類や加工内容の程度により費用も変わって来ますので、必ず見積もりを取ってから加工しましょう。
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